田植えの時季になるとカエルたちが産卵にやって来ます。5月の観察会では、私たちの身近なところに、どんなカエルがいるのか島根県にいるカエルの種類を紹介しました。ゴビウスで展示しているカエルにエサをやり、食べる様子を観察。そして宍道湖グリーンパークの池ではトノサマガエルの幼生を観察しました。身近なカエルが、いつの間にか、いなくなっていることや、カエルを守りともに生きていくにはどうしたらよいか、私たちをとりまく自然の大切さを考えるきっかけになったと思います。
ゴールデンウィーク期間に、「ゴビウスいきものしりとり」を開催しました。問題用紙を手に館内を歩いて、水槽展示や解説をヒントに生きものの名まえで”しりとり”をしてもらいました。参加してくれたみなさんに、オリジナルステッカーをプレゼントしました。
ゴールデンウィーク前半と後半で、問題とステッカーのデザインを変更しました。ステッカーは、2枚の絵柄がつながるデザインで作成しました。とても好評で、前半・後半ともにイベントに参加してくださったお客様もいらっしゃいました。問題には、あまりなじみのない生きものも登場させました。楽しみながら、新しい気づきとなる体験になっていればうれしいです。
新学期の始まる4月、今年度最初の生きもの観察会を開催しました。メダカの体の特徴について解説したあと、メダカのとる行動について実験開始です。メダカを入れた容器に流れをつけるとどのように泳ぐの?容器の周りに縞模様をつけて回すとメダカはどうする?明るい場所と暗い場所にメダカを入れると、メダカの体色は変化するの?など、ご家庭ではなかなかできない実験をみなさん真剣に取り組んでくれました。うまくいった実験も、あまりうまくいかなかった実験もありましたが、身近な生きものでさまざまな実験ができることを、少しですがお伝えできたのではないかと思います。これからもゴビウスの観察会にぜひご参加ください!