令和7年3月1日、宍道湖の漁師さんから刺網でチョウザメがとれたとの連絡があり、ゴビウスに搬入。搬入時にはスレなどによる傷があったため、キーパーヤードで1ヵ月余養生。ほぼ傷が治癒したため、展示水槽にデビューしました。
シロチョウザメは、チョウザメのなかまの中でも大型になる種で、成長すると3mを超えることもあります。おもにキャビアの原料として養殖もされています。サメの名が付く古代魚のひとつですが、サメ(軟骨魚類)とは異なり、硬骨魚類のなかまです。
展示生物:シロチョウザメ/展示場所:53番水槽 |
4月15日、ゴビウスイチオシの「シラウオ水槽」に2024年生まれのシラウオを搬入しました。ゴビウスでは近年漁獲量が減ってきているシラウオを毎年水槽内で繁殖させて展示を行っています。繊細なシラウオは飼育が難しく、1年を通して展示している水族館は 当館だけです。ライティングされた水槽では色鮮やかな姿をお楽しみいただけます。ぜひこの機会にシラウオ水槽をお楽しみください。 【シラウオ特集ページへ】
展示生物:シラウオ/展示場所:シラウオ水槽 |
日本各地の沿岸に生息し、汽水域の中海でも見られます。冬~春先にかけて現れ、傘の高さが2㎝ほどになるクラゲです。傘のふちの4か所には、それぞれ30本近くの触手があります。名前の「ドフライン」は、ドイツの動物学者フランツ・ドフライン博士に由来しています。ほかにも常設水槽では、中海でみられるクラゲ、「アカクラゲ」と「ミズクラゲ」を展示しています。ぜひ、ふわふわと水中を漂うクラゲに癒されに来てください!
展示生物:ドフラインクラゲ/展示場所:常設展示、18番水槽 |
通常、赤や黒の体色をしているマナマコですが、今回、白いマナマコがゴビウスにやってきました。この白いマナマコは、松江市の漁師さんに寄贈していただいただいたものです。水槽でも一際目立って存在感があります。ナマコは、管足と呼ばれる足でゆっくり動きながら、砂にふくまれている有機物や藻類などを食べて、おしりからきれいな砂を出します。ぜひ、その様子も観察して見てください。
マナマコ | 展示場所/19番水槽 | 展示期間/2024年12月25日(水)〜 |
展示についてご了承ください。 | ・ホームページに掲載している生物は都合により予告なく展示を変更する場合があります。 ・パネルや解説では、お客様にわかりやすいよう専門的な用語とは異なる表現を使っている場合があります。あらかじめご了承ください。 |