3月は、水草をテーマに観察会を行いました。はじめに、水草にはどのような種類があるのか、どのような役割があるのかを紹介しました。次に、ダンボールや新聞紙を使って、水草おしば作りを体験していただきました。乾燥しておしばが完成するまでは数日かかるので、あらかじめ乾燥させた水草おしばで、最後にラミネートフィルムを使ったしおりやアート作品も作っていただきました。ご自宅でも、今回作った作品を飾ったり、おしば作りを楽しんでもらえると嬉しいです。
チリメンジャコ(カタクチイワシの仔稚魚)に混ざっている、さまざまな生きもの(チリメンモンスター)を探してもらいました。皆さん、大人も子供も小さなチリメンモンスターを相手に、真剣に、でも楽しそうに探してくれていました。 今回の観察会では、現在開催中の第49回特別展「海洋ゴミと生きもの」にあわせて、チリメンモンスターとマイクロプラスチックを見比べてもらいながら、その問題点についてもお話しさせていただきました。 観察会を通して、海の生きものだけでなく、海洋ゴミ問題についても関心を持ってもらえたらと思います。写真(上)集中してチリメンモンスターを探します!写真(下)見つけたお気に入りのチリメンモンスターは、カードに貼って記念に持って帰ってもらいました。
11月の観察会は、毎年恒例のオオサンショウウオの身体測定をしました。ゴビウスでは、飼育展示をしているオオサンショウウオの健康状態を確認するため、毎年全長や体重、ケガの有無などを調べています。特別天然記念物であるオオサンショウウオを間近で観察する機会を、少しでも多くの方に提供できればと実施しています。今年は、どのオオサンショウウオも健康状態に問題はなさそうな結果が出てくれました。参加者の皆さんも、目の前でオオサンショウウオの観察ができて、オオサンショウウオの現状や、自然への興味をさらに深めてくれたのではないかと思います。
写真はオオサンショウウオの皮膚の感触を体験しているようす
「裏方探検」は団体様向けの学習プログラムのひとつですが、これを年間パスポート会員様向けに、より深くアレンジしたイベントが「もっと!もっと!裏方探検」です。生物の収集や運搬の方法や予備水槽の役割を紹介し、最後に展示水槽でエサやり体験をしていただきました。あっという間の1時間で、「今日入れなかった裏方も探検してみたい!」というお客様もおられました。
2年ぶりに夜の水族館「ナイト☆ゴビウス2021」を開催しました。館内での密を避けるため、事前申し込み制とし、各回定員150名様をお迎えいたしました。例年、ナイトゴビウスは1500名を超えるお客様でたいへんにぎやかですが、今回はご家族、ご友人とゆっくり展示をご覧いただいていたようです。
10月はバッドの中の砂から貝殻を探す、疑似ビーチコーミング体験と見つけた貝殻を使ってオリジナルのディスプレイフレームを作ってもらいました。完成したディスプレイフレームはどれも素晴らしい作品でした。この観察会を通して、貝に興味をもってもらえたらうれしいです。
宍道湖漁業協同組合の桑原さんを講師にお迎えして、「おいしいしじみ汁の作り方教室~宍道湖生きもの学習会~」を開催いたしました。 まず、桑原さんから宍道湖の生物や漁業、特にシジミ漁について詳しくお話ししていただきました。その後、ご家族ごとに各テーブルでしじみ汁作りに取り掛かりました。今回は冷凍シジミを用いましたが、桑原さんから「冷凍シジミはお湯になってから入れると貝が良く開きます」とアドバイスがありました。お味噌の量を加減してお好みの味に仕上げ、みなさん、美味しそうにしじみ汁を味わっておられました。
9月は、ボトルアクアリウムを作りました。まず、びんの中に砂と水を入れます。次に水草を植え、小石やビー玉などのレイアウトグッズを入れれば完成です。水草を植える作業は、難しかったようで、みなさん、苦戦されていました。そして、作成したボトルアクアリウムの中には小さなエビをプレゼントして、持ち帰ってもらいました。自分だけの素敵なボトルアクアリウムで、生きものたちを大切に育ててくださいね。
島根県内でつかまえた「アメリカザリガニ」を持ち込んでいただいてその大きさを競う、「第4回ゴビウスカップ巨大ザリガニハンターを目指せ!」を開催しました。7月10日から8月9日までのエントリー期間中、99件の参加がありました。1位は大きさ12.2センチ。6位までの方に賞品を発送しました。たくさんのご参加ありがとうございました。
8月は、タガメをテーマに観察会を行いました。希少な生きものであるタガメについて、実物を観察したり、映像でタガメがエサを食べるようすや脱皮の瞬間などを見ました。実際の脱皮ガラで標本を作り、観察会の記念として持ち帰っていただきました。
7月は、特別展で展示をしている金魚のエサやりや水換えなどの飼育方法を紹介しました。それから、実際に水槽をセットしてもらい、飼育に必要な道具について解説しました。飼育のコツを知ってもらえたと思うので、これから金魚の飼育を楽しんでください。
6月はメダカの観察会を行いました。はじめに、メダカ採集に挑戦し、つかまえたメダカの体を観察しました。そして、追従や色変わりなどの実験をして、たくさんの秘密を知ることができました。今回の観察会がメダカに興味をもってもらえる良いきっかけになったらと思います。
5月は「ザリガニ釣り」をテーマに行いました。当日は生憎の悪天候であったため、館内に小型コンテナで簡易のザリガニ池を作り、スルメをエサにしてザリガニ釣りを行いました。自分で作った竿を使ってザリガニの様子を見ながら、粘り強く待って釣りを楽しんでもらえたと思います。
透明のフィルムに生きものの模様や特徴などを書きこんで、台紙と組み合わせると完成するオリジナル図鑑をつくりました。力作ぞろいで、どれも素敵な作品ばかりでした!! ご参加ありがとうございました。
今回のイベントは、午前の部は「中庭池へお魚お引っ越し大作戦!」、午後の部は「エサづくりとエサやり体験をしてみよう!」と別々の内容で行いました。お魚お引っ越し大作戦では、ゴビウスの中庭池にアユを移動してもらいました。とても楽しかったと感想をいただいた一方で、何度もバケツを持って移動するため、「疲れた〜!」と正直な感想も・・・。 エサづくりとエサやり体験では、オキアミの解凍などの体験をしてもらい、準備したエサは、中海ジオラマ水槽で実際にまいてもらいました。エサやりは楽しかったけど、エサづくりは「地味〜・・」な作業で大変だったかもしれませんね。
見た目よりも飼育係の仕事は大変です。でも、今回の体験が「将来、水族館の飼育スタッフになりたい!」と思うきっかけになって、未来の私たちの仲間が一人でも多く育ってくれることを願っています。
観察会「シラウオ博士になろう!」ではまず、シラウオがどんな魚なのか解説しました。そして、体の形を観察しながらオスとメスの違いを探し、人工授精に挑戦しました。普段できない貴重な体験にみなさん真剣に取り組んでおられました。今後、生まれてくるシラウオの成長が楽しみですね!今回の観察会をとおして、シラウオに興味をもってもらえたらうれしいです。
1月27日(水)から2月28日(日)まで、年間パスポート会員様の来館回数に応じて、オリジナルグッズをプレゼントする「年間パスポートでゴビウスを楽しもう!Go!Go!Gobius!!」を開催しました。期間中、多くの年間パスポート会員様が何度もご来館いただき、お好みのオリジナルグッズをゲットされていました!期間中の来館回数に応じて選べるプレゼントは3回のご来館で缶バッジ、4回でストラップ付き缶バッジ、5回でマグネット缶バッジでした。
今回の観察会では、水辺の生きものをテーマに粘土の生きものを作りました。 はじめに、魚の体のつくりについてのお話をしました。その後、お話したことを参考に、魚のひれなど、細かい部分を作品に取り入れてもらいながら、粘土の生きもの作りに挑戦してもらいました。 みなさん、上手に生きものの特徴をとらえて、すてきな作品ができていました。また、生きものをテーマにした楽しい工作イベントを開催したいと思います。
今回のイベントは、ジェルキャンドル作りに挑戦しました。ぷるぷるっとした不思議な触感のジェルキャンドル。素材はゴビウスらしく、シジミや赤貝(サルボウ)の殻や、貝殻を細かく砕いたものを使って、自由に作っていただきました。参加者のみなさんは楽しそうに、でも真剣にキャンドル作りに集中していました。持ち帰ったオリジナル・ジェルキャンドルが、お家も思い出も明るく照らしてくれるといいですね。
ゴビウスでは人気の観察会のひとつ「チリメンモンスターをさがせ!」を開催しました。チリメンジャコにまじる魚やエビ、カニなどのさまざまなチリメンモンスターを探してもらいます。見つけたチリメンモンスターは、種類ごとにまとめたり、名前を調べたりしてカードに貼り付け、自分だけのチリメンモンスターカードの完成です。参加者のみなさんは、珍しい生きものを探そうと作業に夢中になり、あっという間の楽しい観察会となりました。