9月21、22、23日に、「生きもの変わり絵をつくろう!」を開催しました。成長すると姿が変わる生きものをテーマに、5種類の変わり絵キットを用意しました。完成した後は、ご家族や友達同士でどんな姿に変わるか見せ合うなどして楽しんでいるようすがみられました。成長すると姿がかわる生きものの不思議さを少しでも感じてもらえたのではと思います。
9月の観察会は「ゲンゴロウ」をテーマに行いました。写真やクイズをまじえて、ゲンゴロウの特徴について解説した後、実際に生きたゲンゴロウを観察し、種類やオスとメスを見分けるポイントについて勉強しました。また、ゲンゴロウへのエサやりを体験し、どのようにエサを食べているのか観察しました。みなさん楽しく観察会に参加されているようすでした。
年間パスポート会員様限定イベントを行い、閉館後のゴビウスを見学していただきました。スタッフが夜行性の生きものを中心に紹介しながら、照明を消した水槽を見てまわりました。また、大型水槽のエサやり見学や館内を使ってのクイズラリーも行いました。普段は見られない夜の生きもののようすを観察しながら楽しんでいただけたのではないでしょうか。
8月は、「タガメ」をテーマに観察会を行いました。タガメの生態について、動画やクイズをまじえて楽しく解説を行った後、タガメの幼虫のエサやり体験や成虫のオスとメスの見分け方について観察を行いました。また、最後にラミネートフィルムを使ったタガメの脱皮殻標本作ました。今回の観察会をきっかけにタガメを好きになってもらえると嬉しいです。
梅雨明けしたばかりの7月27日、ゴビウスの年間パスポート会員様限定「宍道湖地引網体験」を行いました。抽選で選ばれた21名のみなさんと一緒に、どんな生きものがいるかワクワクしながら小型の地引網を引きました。実はこの企画は約20年前にも行っています。その時はボラとアシシロハゼのみ…。今回は,ハゼのなかま(アシシロハゼ、シモフリシマハゼ、マハゼ、ヌマチチブ)とエビのなかま(スジエビ、テナガエビ、シラタエビ)、ニホンイサザアミを採集しました。参加者からは「季節を変えてやってみたい」などの感想が寄せられました。暑い中、みなさんお疲れさまでした。 (本事業は宍道湖漁業協同組合様の同意を得て、島根県より特別採捕許可を受けて実施しています。)
6月の観察会は「アメンボ」をテーマに行いました。親子で楽しくビオトープ池周辺のアメンボを採集した後、そのアメンボを観察しながらアメンボのニオイや、オスとメスの違い、エサの食べ方について解説しました。また、カラフルなモールでアメンボの模型を作り、それを使ってアメンボがどのように水面を浮かんでいるのかも解説しました。みなさん楽しくアメンボを観察していただけたと思います。
今回の生きもの観察会のテーマはミジンコ!
ゴビウスとなりの大きなビオトープ池でミジンコを採集し、顕微鏡を使って観察を行いました。肉眼では見えにくい極小なプランクトンの採集にみなさん少し苦戦している様子でしたが、たくさんのミジンコを採集することができました。
一見何もいないように見える水の中でも、たくさんの小さな命が息づいていることに感動していただけたと思います。
ゴールデンウィーク中に、クイズラリーと特設キッズコーナーを開催しました。
クイズラリーでは、「鯊(はぜ)の鈎(はり)ではたやは釣れぬ※」といった地方に伝わることわざなど5つを紹介し、登場する生きものについてのクイズを出題しました。キッズコーナーでは、食物連鎖をテーマにしたぬいぐるみや、マグネット魚釣りを用意して楽しんでもらいました。
※鯊を釣る小さな鈎では、鯛のような大きな魚は釣れないことから、わずかな利益を与えても、人を動かすことはできないということのたとえ。
4月はメダカの観察会を行いました。はじめに、メダカ採集に挑戦し、採集したメダカの体を観察しました。その後、メダカに関する実験やクイズを通してたくさんの秘密を紹介しました。今回の観察会がメダカに興味をもってもらえる良いきっかけになればと思います。