シロチョウザメとシベリアチョウザメの雑種
2025年3月、宍道湖にて捕獲され、ゴビウスで飼育中のチョウザメ個体に関して、DNA解析の結果が判明しました。 分析の結果、当該個体はシロチョウザメとシベリアチョウザメの雑種であることが確認されました。
チョウザメは、約3億年前から形態を大きく変えることなく生存してきたことから、“生きた化石”として知られています。 今回の宍道湖での発見は、注目すべき事柄であると同時に、外来種による生態系への影響という懸念も伴っています。 現在、ゴビウスでは「チョウザメ」を間近に観察いただくとともに、「なぜ宍道湖に雑種のチョウザメが生息していたのか」 という問題提起もあわせ展示しています。