島根県立宍道湖自然館ゴビウス 

宍道湖におけるチョウザメの捕獲とDNA解析結果について(2025.7.23)

シロチョウザメとシベリアチョウザメの雑種

シロチョウザメとシベリアチョウザメの雑種

20253月、宍道湖にて捕獲され、ゴビウスで飼育中のチョウザメ個体に関して、DNA解析の結果が判明しました。 分析の結果、当該個体はシロチョウザメとシベリアチョウザメの雑種であることが確認されました。
チョウザメは、約3億年前から形態を大きく変えることなく生存してきたことから、“生きた化石”として知られています。 今回の宍道湖での発見は、注目すべき事柄であると同時に、外来種による生態系への影響という懸念も伴っています。 現在、ゴビウスでは「チョウザメ」を間近に観察いただくとともに、「なぜ宍道湖に雑種のチョウザメが生息していたのか」 という問題提起もあわせ展示しています。

宍道湖にシロチョウザメ!?(2025.4.25)

2025年4月25日より大型水槽(53番水槽)にて「シロチョウザメ」の展示を開始しました。このシロチョウザメは宍道湖で捕獲されたもので、全長1mほどあります。大型のコイなどと一緒の水槽でも堂々たる姿です。シロチョウザメのおもな生息地は北米大陸の太平洋岸。なぜ宍道湖にシロチョウザメが???ナゾは残りますが、この機会にぜひその姿をご覧ください。